雨とコロナでどこも行けないので妻の実家に帰省してました
いつもご覧いただきありがとうございます。
めりです。
月に一回恒例なんですが、妻の実家に帰省して特にすることないので一眼カメラ(a7)を用いてはしゃぐ娘を動画撮影しました。
一眼カメラ(一眼レフ)の動画撮影でピントに苦しむ
スマホやGoProと違ってピントを合わせることが鬼のように難しい一眼カメラ
ピントが合わなくて離脱する人もかなり多いのではないかと思いますし、
僕も一眼カメラをやめようと思った事が何度もあります。
でもなんでそこまで苦労して一眼カメラで撮影するのかって言うと、
「美しいボケ」が作れる事ですよね。
強いてもう一つ言えばせっかく買った高価なカメラなので後に引けない「意地」ですよね。
最新のもっと高価なハイテクのカメラでないと無理なんだと弱音を吐きそうになります。
しかしカメラの性能のせいではありませんでした。
なぜピントが合わないのか
なぜ嫌がらせのようにピントが合わないのか?
その答えは「撮影者の思いがカメラには伝わらないから」
ですよね。
人間でも言葉の通じない外人ならジェスチャーで何とか伝えることできますが、
なんせ意思を持たない機械なので伝える術がありません。
その機会に怒りをぶつけても何も変わりません。
こっちのシワが増えるだけです。
ではなぜピントが合わないのかです、
一眼カメラで撮ると「美しいボケ」が再現されます。
ボケを作るには被写体にバチッとピントを合わせなければいけません。
普通に写真撮影をするときにマニュアルで撮った事がある方ならわかると思うのですが、
顔にピントを合わせる状況でレンズのフォーカスリングを回す時に、
- 鼻にピントを合わせると目が少しぼやける
- 目にピントを合わせると鼻が少しぼやける
と言う事が発生してきます
顔をよく見ると凹凸があります。
鼻と目って意外と離れてるんですね。
ピントというのは「面」で捉えるので、その面より手前か奥にあるものは必然とピントから外れます。
目か鼻かどちらにピントを合わせるのかカメラ機に委ねるのではなく撮影者が決めないといけません。
狭い範囲の顔でさえも。
この時にオートフォーカスで撮っていると機械は自動的にどっちかにピントを合わせます。
目にピントがあって欲しいのに鼻にばかり合わせやがる!
って思った事ないですか?
無理もありません、機械は意思を持たずに何らかの条件で鼻にピントを合わせているだけです。
(ちなみに人を撮るときは「目」にピントを合わせるのが美しいとされています。)
ピントを合わせるためには何かしらの設定を変える必要がありますが、僕は間違いなくマニュアルで合わせます。
もしくはソニーのカメラならフォーカスモードを「DMF」で。
ある程度オートフォーカスでシュッと合わせてから微調整を手動で行えます。
そのほうが断然早いしストレスも無いです。
このように狭い範囲でさえ思うようにピントが合わないのに、
常時動く動画ではオートでピントを合わせる事がますます難しくなります。
もしカメラに怒りをぶつけていたのなら今すぐ愛でてあげて下さい。
手っ取り早く一眼カメラ(一眼レフ)の動画撮影でピントを合わせる
手っ取り早くというか僕はこの方法で撮ることが多いです。
上記動画はa7ですが、a7iiiで撮る時もそうですし、10年前のa65もあるのでそれもこの方法で。
オートフォーカスはどれだけ機械が進化してもどこか信用できない部分があるので・・・
↓結論の手順から↓
- カメラのフォーカスをマニュアルモードにする(露出設定は任意のモードで)
- 被写体を決める(人でも物でも)
- モニターかファインダーでピントを合わせる
- そのピントを合わせた距離感を保って自分も動いて被写体を撮影する
- 付いて歩いたり、一定の距離を保って周りをぐるぐる回ったり
これは花やジッとしてる人などを撮るにはとても撮りやすいですが、
子供やペットのように予測不可能な動きをする場合は結構難儀します。
が、かなり良い運動にはなります。
そしてバチッと撮れた時にはかなり清々しい気持ちになります。
一眼カメラで撮ったであろう動画やCMを見ていると、
実はこの方法で撮れそうなシーンが沢山あるのでこの方法はかなり有効です。
迫り来る人を撮ったりは難しいですがあまりそんなシーンは無いなって感じてますね。
後はひたすら何度も撮って慣れることでさらに精度が上がっていきます。
いい感じに撮れるようになるまでは大変ですが、その過程を人間は楽しんでいるのでぜひぜひやってみてください。
簡単にできたらテレビ業界も商売上がったりです。
他にも一眼カメラの動画撮影でピントを合わせるコツ
これらはもうご存知かもしれませんが一応あげておきます
- 絞りの数値を上げて(暗い方に回す)ピントのストライクゾーンを広くする
- フォーカスリングを回すことに慣れる(どちらに回すとどうなのか体に刷り込む)
- 止まっている物から練習する
- ケースバイケースですが、被写体に近いほどピントがシビアになります。(ズームで寄っても一緒)
- オートフォーカス機能を最大限に引き出すため説明書を読む(僕は諦めました)
- 外付けモニターを買ってみる(これめちゃくちゃ良いです!)
- どんな方法であれ、できるまで練習はする
もしレクチャーして欲しいという方はお気軽にご連絡ください。
有料にはなります。
僕はジンバルで撮影することが多いのですがジンバル体験もできます♪